デザインも“作る時代”へ─AIで広がるクリエイティブの可能性

近年、生成AIによる「画像」「動画」の制作が一般化しています。
そして今、ロゴ・ポスター・SNSバナーなどのデザイン制作にもAIの活用が広がりつつあります。
AIを使えば、デザイナーでなくても“ある程度の完成度”の素材を短時間で作れるようになりました。
一方で、デザイナー自身もAIをうまく取り入れることで発想の補助・時間短縮・品質維持を両立できるようになっています。
AIデザインの利点と課題
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ✅ 短時間で高品質なデザインを作成できる | ⚠️ 生成物の独自性が薄くなる可能性 |
| ✅ デザイナー以外でも直感的に操作できる | ⚠️ 商用利用の可否に注意が必要 |
| ✅ デザイナーは発想・仕上げに集中できる | ⚠️ 学習データに他人の著作物が含まれる場合も |
AIは「置き換え」ではなく、人のクリエイティビティを拡張するツールとして位置づけるのが理想的です。
デザインに使えるAIサービス4選
DesignEvo(ロゴ制作)

10,000種類以上のテンプレートを持つロゴ作成AI。
ブランド名を入力するだけで、AIが複数のロゴ案を提案してくれます。
特徴:
- 商用利用可(高解像度版は有料)
- 配色・レイアウトを自由に調整可能
- 企業ロゴやYouTubeチャンネル、個人ブランドにも最適
活用のポイント:
「方向性を探るためのラフ案出し」として非常に便利。デザイナーに依頼する前の素材作りにも。
Microsoft Designer(レイアウト自動提案)

https://designer.microsoft.com/
MicrosoftのAIツール「Copilot」技術を搭載し、テキストを入力するだけでレイアウトやフォントを提案してくれます。
特徴:
- SNS投稿・プレゼン資料・ポスターなどに対応
- AIが色や構図のバランスを自動で最適化
- Microsoft 365ユーザーとの親和性が高い
活用のポイント:
初心者でも「プロっぽく」仕上がるので、SNS投稿画像や告知バナーなどに最適。
デザイナーも“初稿スピードアップ”に使えます。
Leonardo AI(画像・動画生成)

過去に紹介したAIサービスで(【無料】AIイラスト生成ツール「Leonardo.Ai」の使い方と特徴を徹底紹介!無料で使えるAIイラスト生成サービス「Leonardo.Ai」)テキストから高精細な画像を生成するAIツール。
発色・構図・ディテールが自然で、商用デザインにも耐える品質です。
特徴:
- 画像・背景・バナー素材を自動生成
- 「Video Generator」で動画も生成可能
- 生成後の編集(アップスケール・修正)も対応
活用のポイント:
広告・Webデザイン・SNS用ビジュアルなどを、AIで“ラフ→採用”まで完結可能。
ただし商用利用時は利用規約を必ず確認しましょう。
Adobe Firefly(総合クリエイティブAI)

https://www.adobe.com/products/firefly.html
Photoshop/Illustratorに統合されたプロ向け生成AI。
Adobe公式ライセンス素材から学習しており、商用利用が明確で安心です。
特徴:
- 「生成塗りつぶし」「生成拡張」など高度な機能
- Adobe CC製品と連携してワークフローを一体化
- 商用利用OKの安全なAIモデル
活用のポイント:
プロデザイナーにとっては“AIアシスタント”としての最適解。
制作のスピードとクオリティを両立させられます。
AIデザインツール比較表(概要)
| サービス名 | 主な用途 | 商用利用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DesignEvo | ロゴ制作 | 〇(有料版推奨) | シンプルで早い |
| Microsoft Designer | SNS画像・資料 | △(Microsoftアカウント準拠) | レイアウト自動提案 |
| Leonardo AI | 画像・動画生成 | △(規約確認) | 高品質な出力 |
| Adobe Firefly | 総合デザイン支援 | ◎ | Adobeライセンス素材学習 |
AIを使うときの注意点:著作権と表現の独自性
AIが生成する画像やロゴには、以下のリスクが存在します。
- 学習データに第三者の著作物が含まれている可能性
- 商用利用を禁止しているツールがある
- 同じプロンプトを使うと他人と似たデザインになるリスク
そのため、以下を意識して使いましょう。
✅ 利用規約・ライセンスを必ず確認する
✅ 生成結果に“自分の編集”を加える(色味・配置など)
✅ クレジット表記が必要な場合は忘れずに記載する
AIの出力をそのまま納品・公開するのではなく、人の判断でブラッシュアップすることが大切です。
まとめ:AIは「発想を広げる」ための相棒
AIツールの登場で、「デザインを作る」ことは誰にでも可能になりました。
しかし最も重要なのは、どのAIをどう使って、自分の表現に昇華させるかという点です。
AIが提案し、人間が磨き上げる。
この新しい制作フローこそ、AI時代のデザインの本質といえるでしょう。











